「徳之島」ってご存知ですか?「日本のハワイ」と紹介されたこともある、鹿児島離島

離島での生活

こちらの記事では、鹿児島県に数多くある離島のひとつ、「徳之島」について取り上げていきます。

というのも、わたしが現在住んでいるのがこの「徳之島」だからです。

2022年の晩夏に島に越して以来、まだ半年を超えた程度の滞在歴ですが、初めての冬を経験し、春を迎えた、現時点での島の印象をお話していきます。

島への移住や旅行を考えておられる方の参考になれば幸いです。

徳之島とは

徳之島とは、沖縄にほど近い、鹿児島県の離島のひとつです。

鹿児島本土からは飛行機で約1時間。

お隣には、奄美大島と沖永良部島があり、天気が良ければ、どちらの島も見ることができます。

実は鹿児島県には、全都道府県の中でも3位を誇るほどの離島があり、その数はなんと1256にものぼるんだとか…!

(ちなみに一番多いのは長崎県で、次点が北海道だそう。)

驚くほどたくさんある、鹿児島県の離島のひとつに住んでいます。

徳之島の気候

まずは、徳之島の気候からお話していきます。

はじめに、気温についてです。

徳之島の気温

まずは、一般的に夏と言われる7月から9月についてです。

7月から9月の気温の体感について

島の夏の平均気温はというと、7月が31度、8月が31度、9月が30度…

ということで、平均気温を見る限りでは、さほど暑く思われないかもしれません。

ただ、湿気が高くじめっとした暑さがあり、それが実際の気温よりも体感温度を高く感じさせます。

ちなみに、島に来るまでは北陸に住んでおり、北陸の夏もじめじめしていて苦手な暑さだなと感じていたのですが…、

島のじめじめとした暑さはそれを超えていました。

また、これは島に限らず、鹿児島市に住んでいたときも感じていましたが、夜の気温がなかなか下がりません。

北陸に住んでいたときは、9月に入れば、夜は比較的過ごしやすく感じていましたが、島ではまだまだ暑く、エアコンや扇風機は必需品です。

寒がりのわたしが特別暑いと感じたのは9月までで、自宅でエアコンを利用していたのも9月までだったと思います。

(ちなみに、窓を開けていると虫がどんどん入ってくるので、夜はなかなか窓を開けておけません。

エアコンと扇風機は必需品です。)

10月から11月の気温の体感について

10月〜11月は、ときどき暑いと感じる日があったり、11月に入ると急に冷え込んだりする時期もありましたが、比較的過ごしやすい気候でした。

寒がりのわたしは、特別暑いと感じた日には扇風機を利用しましたが、エアコンは利用しませんでした。

ただ、暑がりさんにはまだまだ暑い気候だと思います。

特に男性の方だとまだまだ暑がる方も多く、職場では11月までクーラーがついていましたし、すれ違う学生さんも、11月でもまだ、半袖の夏服を着ていました。

12月から2月の気温の体感について

12月に入って、寒いと感じる日が圧倒的に増えました。

特に朝の時間帯は寒く感じ、外出時は毎日、アウターを着るようになりました。

ですが、日中であればアウターなしでも全然大丈夫な日もあります。

職場もエアコンはついていなかったし、自宅でも、この冬にエアコンを稼働させたのは10回未満です。

(わたしの場合は、自宅に南向きの大きな窓があったことにも救われたと感じていて、日中、太陽の光が差し込んでいるときは、窓のそばで過ごせば暖かく過ごすことができました。)

エアコンを稼働させた日は、天気が悪く、太陽からの暖がとれなかったのが理由でした。

逆に言えば、日光のあまり入らないお家であれば、もっとエアコンを稼働させる日が増えるかもしれないです。

ですが、鹿児島市内に住んでいたときでさえ、朝晩は特に冷えてエアコンをつけるのが当たり前だったので、本当にあたたかい気候だと感じます。

年間平均気温だけを見ても、冬にあたる12月、1月、2月は最高気温が20℃前後あり、最低気温も10℃を切ることがほぼほぼないので、寒がりにとっては本当に住みやすいところだと感じています。

3月から4月の気温の体感について

3月に入ると、エアコンをつける日はなくなりました。

そして4月の現在は…

職場では、暑いという理由でエアコン(冷房)が入っています(笑)

男性にとってはもう暑いと感じるみたいですが…、わたし自身は、まだまだ必要ないと感じています(笑)

徳之島の天気

これまで、実家のある北陸、そして東京、群馬、鹿児島市…と、島に来るまでにもさまざまな土地に住んだ経験のあるわたしが、この島に来て感じること。

とにかく、雨と風の強い日が多いです。

夏に洗濯物を干すときは通り雨に注意

夏は比較的晴れの日が多いですが、通り雨も多いです。

朝、どれだけ天気が良くても午後に天気が急変…ということは日常茶飯事。

島では、洗濯物を干したまま出かけてはいけない、と教えていただきました。

ちなみに、これは夏に限らずなのですが、朝晴れていたのに、気づいたら天気が急変していて、洗濯物を濡らしてしまった…という経験は、一度や二度では済みません(笑)

洗濯物を外に干すときは、1年を通して気をつけたいです。

夏から10月頃まで台風に注意

そして、夏から10月頃までは、台風警戒シーズンでした。

幸いなことに、昨夏は台風の直撃はなく、遠くの海上を通るという程度で済みました。

その間、一番接近していた前後数日は雨風も強く、1週間ほどの期間は強風も続きましたが、ライフラインが途切れることなく済みました。

秋がなく、夏から一気に冬

また、島では「秋」がなくて、「夏」からいきなり「冬」に入ったように感じました。

12月に入り、急に寒さを感じるようになりました。

(ですが、他の地域の「寒い」とは段違いにあたたかいです。)

冬はすっきりしない天気と強風に注意

島の天気で唯一想定外だったのは、12月以降のすっきりとしない天気と毎日のように吹き続ける強風です。

正直なところ、12月に入ってからは、いつになったら晴れるんだろう…と、毎日のように下り坂の天気にモヤモヤしました。

職場の方に聞くと、今年は特にそう感じたとおっしゃっていたので、もともと12月は晴れの日が少なく、風の強い日は多いのかもしれません。

8月後半から4月までの天気まとめ

8月の後半から4月の現在まで過ごしてみて感じることは、やはり雨の日が多く感じます。

(逆にいうと、晴れの日が本当に少なく感じます。)

そして、風の強い日も多いと感じます。

鹿児島市に住んでいたときは、冬の間は本当に晴れの日が多かったので、同じ鹿児島なのにこんなにも違うのか…と驚きました。

晴れの日が好きなわたしにとっては、冬に晴天の少ないことが少し残念ではありましたが、南の島の天気としては、これが当たり前なのかもしれません。

まとめ

鹿児島に数多くある離島の中でも、鹿児島よりも沖縄の方が近い離島の、気温と天気についてお話しました。

気温と天気という、「島の自然の豊かさ」のほんの一部にしか触れられていませんが、本当にあたたかいところであるということ、そして雨が多いというのは、お伝えできたのではないかと思います。

本当に寒がりのわたしなので、冬にエアコン利用回数が10回未満は、他の地域ではありえません。

(鹿児島市に住んでいたときすら、12月〜2月は毎日必ずエアコンをつけていたので、本当にあたたかいです。)

鹿児島離島ではありますが、沖縄の気候に近いので、徳之島に限らず、沖縄や、南の島への移住をお考えの方の参考になれば幸いです。

コメント

error: このコンテンツのコピーは禁止されています
タイトルとURLをコピーしました