カゴシマシティビューで巡る、鹿児島市内のおすすめ観光スポット

旅行記

こちらの記事では、「カゴシマシティビュー」でめぐる、鹿児島市内のおすすめ観光スポットについてお話していきます。

「カゴシマシティビュー」とは?

まずは、「カゴシマシティビュー」とはなにか、についてお話していきます。

鹿児島市内の有名処をめぐる観光循環バス

「カゴシマシティビュー」とは、鹿児島市内の観光スポットをめぐる循環バスです。

赤と緑のレトロなデザイン、海とイルカをイメージしたデザインの2種類のバスで運行しています。

1日19便あり、8時台から17時台にかけて、約30分間隔で運行されています。

「カゴシマシティビュー」のお得な乗車券は?

こちらでは、「カゴシマシティビュー」を利用する際のお得な乗車券をご紹介します。

桜島まで足を運ぶ場合

もし桜島まで足を運ぶなら、

  • カゴシマシティビュー
  • 市電
  • 市バス
  • 桜島フェリー
  • 桜島を走る観光循環バス「サクラジマアイランドビュー」

に乗り放題の「CUTE(キュート)」が断然お得です。

「CUTE(キュート)」には

  • 1日乗り放題の1日券(大人1,200円、小児600円)
  • 2日間乗り放題の2日券(大人1,800円、小児900円)

の2種類の券があります。(※大人…中学生以上)

もし、鹿児島市内の観光地と桜島を1日でまわる場合は「1日券」、2日かけてまわる場合は「2日券」がおすすめとなります。

「一日乗車券」および「CUTE(キュート)」は各観光案内所で購入可能です。

販売箇所は

  • 鹿児島中央駅総合観光案内所
  • 観光交流センター
  • 鹿児島市維新ふるさと館
  • 天まちサロン

などがあります。

鹿児島中央駅付近に宿をとられた方は、

◎鹿児島中央駅総合観光案内所

住所:〒890-0053 鹿児島県鹿児島市中央町1丁目1−1
電話番号:099(253)2500
営業時間:8:00~19:00

天文館周辺で宿をとられた方は、

◎天町サロン

住所:〒892-0842 鹿児島県鹿児島市東千石町8−22
電話番号:099(213)9574
営業時間:10:00~19:00

で購入されるのが一番近いと思います。

桜島まで足を運ばない場合

桜島まで足を運ばない場合は、カゴシマシティビューの「1日乗車券」を利用するという方法もあります。

こちらはバスの中でも購入可能なので、手軽に利用できるのが魅力です。

  • カゴシマシティビュー
  • 市電
  • 市バス

に乗り放題です。

※民営バス、南国交通との共同運行路線の南国バス、まち巡りバスは利用できません。

鹿児島中央駅付近に宿をとられた方は、「鹿児島中央駅」の停留所、

天文館周辺で宿をとられた方は、「天文館」の停留所がそれぞれありますので、そちらから乗車されるのが便利です。

【番外編】「まち巡りバス」という選択肢も

もし、天文館や鹿児島中央駅付近に宿をとられていて、市電や市バスに乗る必要もなく、鹿児島市内の観光地循環バスにだけ乗りたい、という方には、「まち巡りバス」を利用する方法もあります。

土日祝日限定の運行にはなりますが、「1日乗車券」のお値段は500円で、一番抑えられます。

こちらも、バスの車内で購入可能。

「カゴシマシティビュー」では停車しない、磯海水浴場に立ち寄りたい方にもおすすめです。

「まち巡りバス」の嬉しいところは、車内でWi-Fiが利用できるところ。
観光地では、色々と調べたいこともあるはず。そんなときに便利ですね。

おすすめスポット①「城山展望台」

さっそくおすすめスポットのご紹介。まずは「城山展望台」です。

カゴシマシティビューでは「城山」で下車します。

桜島に、錦江湾、鹿児島市街地…

そしてさらに、空の表情までが合わさってできる、この「城山展望台」からの眺めは、天気によっても毎日表情がかわり、きっと毎日見ても違う感動があるのではないかと思います。

写真ではおさめられなかったのですが、実際には、海は深い青色で、海面には光が当たってキラキラと輝き、桜島の緑色も、もっと鮮やかで…

その色をお伝えできないのが残念。

だからこそ、ぜひ肉眼でこの景色を見てほしいです。

今回、カゴシマシティビューで降車したのは「城山展望台」の停留所でしたが、実は、この城山展望台へと続く「遊歩道」も散策にはおすすめです。

木々の生い茂るマイナスイオンたっぷりな遊歩道で、途中、木々の合間からのぞく桜島の姿も、個人的には絶景です。

遊歩道の入口は、「照国神社の探勝園側入り口」と「薩摩義士碑側入り口」の2種類があるそうです。

(わたし自身は「薩摩義士碑側入り口」からしか登ったことがありません。)

カゴシマシティビューでは、「薩摩義士碑前」にも停車するので、「城山展望台」で下車して眺めを楽しんだ後は、遊歩道を下ってみるのもいいかもしれませんね。

おすすめスポット②仙巌園

鹿児島市内の観光地としては欠かせない、鹿児島の大定番の観光スポット、それが「仙巌園」です。

カゴシマシティビューでは「仙巌園前」で下車します。

かつての薩摩藩主、島津家の別邸であり、近代日本の礎となった貴重な史跡が点在する、「名勝 仙巌園」。

江戸時代後期の幕末の大名で、薩摩藩11代藩主、「島津斉彬」が富国強兵、殖産興業をめざして築いた、工場群の跡地を含む、島津家所有の敷地を、庭園として整え、公開されています。

2018年の大河ドラマ「西郷どん」で、画面ごしにご覧になった方もいらっしゃるかもしれません。

見どころはたくさんありますが、なんといっても外せないのはこちら。

桜島を正面に据え、錦江湾を池に見立てた、この「借景庭園」の構図は圧巻です。

正直なところ、この風景見たさに仙巌園に向かったと言っても過言ではありません(笑)

「仙巌園」のあとには「尚古集成館」にも足を運んでみてください。

尚古集成館とは、島津家の歴史資料がおさめられていて、名君と称えられた斉彬と集成館事業にまつわる資料は興味深いものです。

溶結凝灰岩でできた建物は、集成館事業で機械工場として使われていたもので、2015年7月には世界遺産として登録されています。

「尚古集成館」内は撮影厳禁ですので、写真はありません。

ぜひご自身の目でご覧になってみてくださいね。

入場料は、

仙巌園(庭園)+尚古集成館の共通入場券で1000円、
仙巌園内の(御殿)も観覧される場合は1500円です。

まとめ

こちらの記事では、「カゴシマシティビュー」(もしくは「まち巡りバス」)を利用した観光スポットに焦点を置き、その中でも個人的におすすめな「城山展望台」と「仙巌園」を挙げさせていただきました。

ですが「カゴシマシティビュー」は、ほかにもたくさんの箇所に停まります。

幕末から明治維新にかけての活躍が目覚ましい、鹿児島の英雄「西郷隆盛」の存在はご存知の方が多いかと思いますが、その西郷さんの銅像だったり、西郷さんが最期の5日間を過ごしたと言われている「洞窟」なども、バスの停留所のひとつです。

お時間があれば、ぜひ色々なところで途中下車して散策してみてくださいね。

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