昨今は旅行支援などの制度の導入も手伝い、旅行へ出かける機会も増えてきたのではないかと思います。
こちらのブログでは、以前鹿児島市で生活していた、他県出身の筆者が、個人的におすすめする鹿児島県内の観光地やお土産をご紹介していきます。
今回は、こちら!
鹿児島の象徴でもある「桜島」についてです。
鹿児島の象徴「桜島」
まずは、鹿児島出身でなければあまり馴染みがないのではないかと思われる、桜島の豆知識からお話していきます。
実は陸続き…?!の桜島
鹿児島の象徴といえば、桜島です。
そんな桜島ですが、実は陸続きなのをご存知でしたか?
わたしもこの事実については、鹿児島で生活し始めてから知りました(笑)
では、なぜ「島」というのか?
それは、もともと島だったものが、1914年「大正噴火」の際に噴出した溶岩によって、間にあった海峡が埋めたてられ、陸続きになったからなんです。
ということで、現在、桜島は大隅半島の一部です。
鹿児島市から桜島へのアクセス
鹿児島市側にある、桜島へ向かうフェリーの乗り場「鹿児島港」から、桜島側の「桜島港」までは、フェリーで15分ほどで渡ることができます。
ちなみに、「鹿児島港」までのアクセス方法は、
- カゴシマシティビュー(東4)のりば で「かごしま水族館前(鹿児島港)」下車 徒歩1分
- 市営、南国、鹿児島交通で「水族館前(桜島桟橋)」下車 徒歩1分
- 市電「鹿児島中央駅前」電停から「鹿児島駅前」行に乗車、「水族館口」下車 徒歩5分
などがあります。
桜島観光に便利!サクラジマアイランドビュー
いざ、桜島へ移動したら、その後どうしたらいいの?
そんなときは、「サクラジマアイランドビュー」を利用すると便利です。
サクラジマアイランドビューとは
「サクラジマアイランドビュー」とは、桜島の西エリアを周遊する、観光に便利な循環バス。
桜島港を発着点に、
- 道の駅
- ビジターセンター
- 鳥島展望所
- 赤水展望広場
- 湯之平展望所
などを循環している、桜島の多くの自然と観光地を満喫できる周遊ルートです。
1周約55分。
「赤水麓」、「国際火山砂防センター」に停車するBコースと、それらには停車しないAコースが交互に、約30分間隔で運行しています。
お目当ての観光スポットで途中下車することもでき、もし1か所でも途中下車する場合は、お得な1日乗車券(500円)のご購入がおすすめです。
このバスの、観光者にとって嬉しいところは、有名な観光場所では少し長めに停車してくれるところ。
たとえば、
・長渕剛さんのオールナイトコンサートの開催地で、長渕剛さんの記念碑のある、「赤水展望広場」
・一般の人が入れる最高地点の高さ(373m)の場所で、錦江湾と市街地の眺めが好評な「湯之平展望所」
などで、少し長めに停車してくれます。
基本的には、通常のバスと同じく、降りたいところでボタンを押せばバスが停車するスタイルですが、有名どころでは、少し長めに停車してくれ、そこでは乗客みんなが下車して思い思いに散策できます。
ですので、次のバスが来るまでの約30分を待たなくとも、同じバスである程度観光ができます。
サクッとまわりたいという方は、同じバスでそのまま1周するのもありです。
サクラジマアイランドビューで巡るお食事処
ちなみに…
わたしが個人的に途中下車したい場所は、道の駅「火の鳥めぐみ館」です。
お食事処、「おふくろの味 旬」では、
「極上カンパチ刺身定食」や、ミニカンパチ丼と小みかんうどんがセットになった、「桜島満足セット」がおすすめです。
お座敷の席もあって、子連れ、赤ちゃん連れでもゆっくりとお食事ができます。
(友人の子供は、「小みかんうどん」を美味しそうに頬張っていました!)
また、こちらの道の駅で有名なのは、「桜島小みかんソフトクリーム」。
これを目当てにご来館される方も多いというソフトクリームで、桜島小みかんの爽やかな香りと濃厚な甘さが絶妙。
食後のスイーツに、もしくは旅の途中のおやつに、ぜひ一度お召し上がりください。
サクラジマアイランドビューで巡るお土産屋さん
道の駅「火の鳥めぐみ館」では、お土産も色々販売されています。
お土産としては少しかさばりますが、桜島で有名な農産物もたくさん並びます。
前述の「桜島小みかん」【出荷時期:12月上旬~】のほか、
「デコポン」【出荷時期:2月下旬~】、
「桜島びわ」【出荷時期:4月下旬~5月頃】、
いまや高級フルーツの「マンゴー」は生産者直売価格で…!【出荷時期:5月下旬頃】
また、世界一大きな大根として、ギネス記録を持つ「桜島大根」は、知名度・人気のわりに、鹿児島県内でも意外と入手困難なんだそうですが、こちらの道の駅ではお目にかかれます【出荷時期:1月~】
桜島観光におすすめのお得な乗車券
桜島観光で「サクラジマアイランドビュー」を利用する場合、もし1か所でも途中下車する場合は、お得な1日乗車券(500円)のご購入がおすすめです。
ですが、鹿児島市から桜島までの移動も含めて考えた場合、もうひとつお得な乗車券があります。
それは「CUTE(キュート)」です。
「CUTE(キュート)」とは、
- 鹿児島市内の市営バス
- カゴシマシティビュー(鹿児島市内の観光地循環バス)
- サクラジマアイランドビュー(桜島西エリアを周遊する観光循環バス)
- 市電(路面電車)
- 桜島フェリー
を、すべて1枚の券で利用できる共通利用券です。
- 1日乗り放題の1日券(大人1,200円、小児600円)
- 2日間乗り放題の2日券(大人1,800円、小児900円)
の2種類の券があります。(※大人…中学生以上)
もし、鹿児島市内の観光地と桜島を1日でまわる場合は「1日券」、2日かけてまわる場合は「2日券」がおすすめとなります。
個人的には…
鹿児島市内と桜島のそれぞれの観光地を1日でまわるのはきつかったです(笑)
(正確にいえば、1日で両方ともまわるつもりで「CUTE」の1日券を購入し、「サクラジマアイランドビュー」の方から攻めましたが…
結局、桜島をまわるのに体力を使い果たして、後日、もう一度「CUTE」の1日券を購入し、「カゴシマシティビュー」で鹿児島市内の観光地をまわってきました(笑)
なので、よほど時間に余裕のない場合以外は、「CUTE」の2日券を購入して、2日かけて鹿児島市内と桜島をめぐるのがおすすめです。
まとめ
こちらの記事では、鹿児島の象徴、桜島での観光についてお話しました。
鹿児島市内からはどこからでも対岸に眺めることができ、いつも見守ってくれているようなその大きな姿にほっとする、桜島。
眺める場所によって、時間によって、天気によって、いろいろな表情を見せてくれます。
直接訪れるのはもちろんですが、対岸の鹿児島市から眺める、桜島の雄大な姿も、ぜひ楽しんでみてください。
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